このページでは、セルフホワイトニングがほかのホワイトニングとどういった点で違うのか、またケアの際に使用する道具や機器や内容などをわかりやすく説明します。
ほかのホワイトニングとどう違うのか
ホワイトニングには3つの方法がありますがそれぞれに特徴があります。今ちまたでポピュラーになりつつあるセルフホワイトニングにも他とは違う特徴がありますが、実際にはどんなふうに違うのかを検証してみました。
その違いを基礎知識として知っておくことで、自分が希望しているスタイルのホワイトニングを決めるときに役立ちますね。
ホワイトニング剤の違い
- セルフホワイトニング・・・ポリリン酸
- ホームホワイトニング・・・過酸化尿素または過酸化水素
- オフィスホワイトニング・・・過酸化水素または過酸化尿素
効果の違い
- セルフホワイトニング・・・自然な白さ
- ホームホワイトニング・・・白くなる
- オフィスホワイトニング・・・・かなり白くなる
メニューの実施法の違い
- セルフホワイトニング・・・サロンですべて自分で行う
- ホームホワイトニング・・・歯科医院で専用のマウスピース制作と薬剤を購入して自宅で自分で行う
- オフィスホワイトニング・・・・歯科医院で歯科衛生士が行う
回数や時間の違い
- セルフホワイトニング・・・30分程度を1~3回で効果がある
- ホームホワイトニング・・・毎日2時間2~8週間続けて行う必要がある
- オフィスホワイトニング・・・・1時間程度で完了
白さの持続期間の違い
- セルフホワイトニング・・・1ヶ月程度
- ホームホワイトニング・・・6~12ヶ月程度
- オフィスホワイトニング・・・・3~10ヶ月程度
痛み・しみやすさ
- セルフホワイトニング・・・ほとんどない
- ホームホワイトニング・・・ときどきしみる人がいる
- オフィスホワイトニング・・・・しみたり痛みが出ることがある
価格
- セルフホワイトニング・・・5,000円前後
- ホームホワイトニング・・・20,000~50,000円前後
- オフィスホワイトニング・・・・10,000~100,000円前後
食事制限の有無
- セルフホワイトニング・・・なし
- ホームホワイトニング・・・あり
- オフィスホワイトニング・・・・あり
安全性の違い
- セルフホワイトニング・・・食品などに含まれる成分を使用
- ホームホワイトニング・・・低濃度の医療用薬剤を歯科医師の指導の下に使用
- オフィスホワイトニング・・・・高濃度の医療用薬剤を歯科衛生士が必ず使用
セルフホワイトニングの道具や機器はどうやって使うの?
セルフホワイトニングではどんな道具や機器を使うのか使用法やその内容を解説していきます。
歯ブラシ・歯磨き剤
一般的には自分の歯ブラシやサロンから提供される歯ブラシや歯磨き粉で歯磨きをします。サロンによってはポリリン酸を含んだ歯磨きジェルやマウスウォッシュを提供してくれるところもあります。歯ブラシは電動歯ブラシを薦めているところもあるようです。
マウスオープナー
口角部分にひっかけて唇を横に広げるためのプラスチックの器具です。
ホワイトニングジェル
セルフホワイトニングではポリリン酸という安全性の高い成分を含んだジェルを使用しているところがほとんどです。他にも酸化チタンなどを使ったものもあります。
LEDライト
歯に塗った薬剤を反応させるためのLEDライト。一度にすべての歯に光を当てられる形状をしていますが、中には1本ずつ当てるガンタイプのものもあります。
シェードガイド
歯の色合いをベース色の種類や濃さで分けた色の判別用の器具です。